Oli Oli

日々のつれづれ

みかん

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スーパーでみかんを買った。

同じ店舗で同じ産地のみかんを買って美味しかったからリピートしたのだけど

今回のはハズレでした。

パサパサして甘味がない。酸っぱさもない。水っぽいだけの大味にがっかり。

今年は天気が荒れてみかんの木もたくさんダメになってしまったと聞きます。

天候の不順が結実した果実にも現れているのかなあと思いました。

 

子供の頃、近所には大きな農家がたくさんあって、立派な玄関の引き戸を開けると土間が通ってそのまま広い台所に通じていたり、ヤギがいたり。広い敷地と古い大きな家は一種のワンダーランドでした。

ある農家はみかん園も持っていて、直売所がうちのすぐ前にあって、よく店番をさせてもらってた。

その農家の子供と仲良しで二人で遊んでいると、おばさんが店番してって言ってきて。遊びの延長でみかんを売ってました。でも責任感はしっかり持っていて、いくらのものがどの位売れたかは紙にちゃんと書いていたし、量り売りの料金やおつりの計算も紙に書いて検算してから渡してました。

子供二人が売っているからお客さんも面白がって、たくさんの人が買いに来てくれた。こまっしゃくれた接客や、慎重に計算する姿も面白かったのかな、と思う。お客さんは辛抱強く待ってくれて、急かされることは決してなかった。

ご褒美は食べ放題のみかん。

いくらでも好きなだけ食べていいよって、売り物とは別の箱に入ったちょっと不恰好なみかんだったけれど、甘くて美味しくて何個でも食べられた。そういえばご褒美みかんが空っぽの時もあったなあ。

母がキロ単位でそこから買っていて、台所の大きなカゴにはいつも山盛り。店番で食べて、家でも食べて、冬になるとわたしの手のひらは真っ黄色。明らかに食べすぎです。笑

あのみかんは本当に美味しかった。

駅に行く道すがらにあったので面白いように売れていたなあ。

 

今はもうとうに閉まって、思い出だけが鮮明です。